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        「オーケストラ新時代」 の到来を告げるGrooveを体感せよ
アルバム詳細+対談「夜長オーケストラの今までとこれから」第二弾

8月に入って、ライブの日程も近づいてきました。皆さんもうチケットはご予約いただきましたでしょうか。

さて、先ずはジャケットのアートワーク、曲目、そしてタイトル曲のゲストの発表です!

夜長オーケストラ 3rd アルバム "Time,Take Your Time"

アルバム詳細+対談「夜長オーケストラの今までとこれから」第二弾_f0209723_16001559.jpg

1. 恋ノ大都会
2. Time,Take Your Time
3. Alive (Yes, I am) 『風待月の譜』テーマ曲
4. 上昇気流
5. Ame no Asa
6. Calling
7. 花火
8. der Sturm (for an electric guitar & small strings group)
9. GGB
10. ihr
11. 夢の翼 (for 2 soprano vocals and female chorus ver.)

そして、発表です!

タイトル曲"Time,Take Your Time"のリズムトラックで、Watusi(COLDFEET)さんに参加して頂きました!

ブレイクビーツ、ハウスのクラブサウンドの第一線、世界視野で活躍するWatusiさん、COLDFEETではプロデュースチームとして、中島美嘉さん、BoAさん、安室奈美恵さんなども手掛けていらっしゃる方が、この度、夜長オーケストラのアルバムに参加して頂いたこと、関係者一同感激しております...!!!

主宰によりますと、「頂いたリズムトラックは、1曲のリズムのみで5GBの大容量、しかも、徹頭徹尾エディットと作り込みの行き届いたまさに職人魂のこもった作品で、それを更にミックスさせて頂く栄誉に甚だしく緊張」したとの事です...。

さもあらんと言いますか、つくづく凄いことです...、Watusiさん、本当にありがとうございます!

ご好意にメンバー一同深く感謝するとともに、ぜひとも皆様、8/27のアルバム発売と完成楽曲を楽しみになさってください!

凄い作品になっていますよ!

続きまして、夜長オーケストラ主宰中村康隆と、初期からのメンバーの一人である和田貴嗣(sax, cl)による対談第二弾をお送りします。今回は夜長オーケストラの特色についてかなり突っ込んだ話をしています。

ぜひ、お読みください

対談第一弾はこちらのエントリーをお読みください。


―― 演劇公演の劇伴制作がグループ結成のキッカケになり、そこからグループとしての活動に移行していったということですね。
グループとしての活動を進めるにあたって、なにかコンセプトなどは設定されたんでしょうか。

中村 当初劇伴でやっていた音楽は結構おどろおどろしい感じだったんですね。劇団のルーツの万有引力〜寺山修司のイメージというか。
最初の公演時の編成は、バストロンボーン2本、バスクラ、ファゴット、弦楽四重奏に、(アルト)フルート、オーボエ、現代曲に長けたコンバス2台、パーカッション2名に、ピアノ、ボーカルもアルトという、低音の倍音重視の編成でした。

それが自分たちのアルバムをレコーディングするにあたって寺田さんと話してる時に「ダンサブル」っていうキーワードが出てきたんです。そこから、オーケストラでそういう踊れるような感じって面白いんじゃないかって。それで、オーケストラもより通常に近い編成に加え、電子楽器や僕のギターを入れてみたりして。

最後に、yuiちゃんの、爽やかなコロラトゥーラソプラノが来て完成した。

和田 でも、ファントムブルーなんかは、劇伴時代のイメージに近い楽曲ですよね。

中村 モチーフは、初期の曲からきているからね。今度のアルバムに入る花火も、全然違う形ですが、元々はサロメとかそういう舞台からの影響が強かった曲ですね。それを今の感じにしている。

和田 あとダンサブルな感じでライブをやっていこうとなった時に、ツインドラムでやりましょうって話にもなりましたね。

中村 パーカッション+2人のドラム+マニピュレーターっていう形で、クラブ系のサウンドと、ジャムバンド的な1つずつのグルーブが合わさっていた時の良さと、更にオーケストラが一緒になったらすごく面白いんじゃないかなと。

―― ベースにオーケストラがあって、そこに様々なものが合わさっていく面白さが、特色といえるかも知れないですね。

中村 そうですね。昔々のハリージェイムズみたいな、ビッグバンド+弦+歌手だったり、アメリカのオケの伝統のアーサーフィードラーのボストンポップスのようなガチのクラシックオーケストラがシーズンオフにやるポップスにはじまり、1970年代の劇判で最高の弦サウンドを誇ったロンドンSOや、トニーハッチやバカラックのような職人アレンジ、ウォールサウンドやブライアンウィルソンのような独特な「録音」スタジオオーケストラサウンドっていうのを、僕自身はかなり昔からずっと全部やりたいと思ってて、それがアンドロメダ(メガ・エクスプレス・オーケストラ)だとか、ヘリテージだとかいろんな最近の刺激を受けていく中で、日本のこういう独特な、現代的な形になってきたって印象はありますね。ナマでよし、盤もヘッドフォンオーケストラとしても良いみたいな。

ダンサブルなオケ自体は、シュトラウスや、もっと昔からあると思うんですよね。

30-40年代のビッグバンドは、全て「踊れる」音楽だった。シンフォニーより数段落ちるみたいな所は不満ですが...。聴かせて、体も揺らす、スウィングしなきゃ、的な。ハルサイ(「春の祭典」)だってダンス音楽だし。

ただ最近のジャズ系のセッションオーケストラとは、「スコア」の位置付けや、ポップさという意味で自分の中で差異をあえて意識しながら書いてます。

あとは、ほぼどんなジャンルでもやれる、プラスどんな音楽でも夜長オーケストラがやれば夜長オーケストラの音楽になる、原典を咀嚼して、広げて気心知れたメンバーとアテ書きのアレンジで一番お互い面白い形でやれる、そういうことができる編成、チームになってるのも特色だと思います。

―― 和田さんが考える夜長オーケストラの特色とか、魅力ってどんなものになるでしょう

和田 音楽的には、やっぱりいろいろベースにあるのが面白いですよね。さっきダンサブルって話が出ましたけど、それだけじゃなくて歌ものポップスもあるし、中村さんはロックのバンドマン経験もあるし、夜長ノ弦では、特に歌曲や、室内オラトリオとか、古楽も意識したほぼクラシックな曲とか、いわゆる黄金律だのセリエだのを中村さん流に消化した現代音楽っぽいアプローチの曲もありますし。そういういろんな曲があるのが魅力だと思います。そういういろんなことをずっとやってる、続けてる場っていうのは、それだけでも特色ですよね。

中村 あ、でも今度のアルバムは、もう通りの良い、歌重視のめちゃくちゃ楽しいアルバムですよ(笑)!

ここ強調しといてください(一同笑)!

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夜長オーケストラ 3rd アルバム "Time,Take Your Time" リリース記念Live
~夜長オーケストラが5年ぶりとなる3部作最終章アルバムを引っさげ、満を持してお贈りするリリース記念イベント!~

2015年8月27日(木) 高円寺HIGH
【Open】 19:00
【Start】 19:30
【Ticket】 前売3200円/当日3700円 (w/1drink 500円/特典ドラマCD付き)

★チケットのご予約はこちらのページから!
★お問い合わせ info@yonaga.jp
詳しい内容はこちらのエントリーをご覧ください


by tlno | 2015-08-06 20:00 | 【LIVE】2015年8月

Information
夜長オーケストラとは
“エレクトロニカ・ロックオーケストラ”
クラブミュージックとロック、
オーケストラの融合を標榜
“dark and cool” な音楽
2005年結成
様々なアーティストとの録音・
劇伴奏、ライブなどの活動を行う


Next Live
2015.8.27.
高円寺HIGH
(フル編成ワンマン)
3rdアルバム リリースライブ!

2014.8.25.mon
高円寺HIGH
(フル編成ワンマン
 +解放少女SIN関連ゲスト)

2014.7.12 sat
舞浜アンフィシアター
(イベント出演・特別編成)

2013.2.25 mon
高円寺HIGH
(フル編成ワンマンライブ)

2012.5.20 sat
高円寺HIGH
(フル編成ワンマンライブ)


2012.5.5 sun
COMITIA100
(Yonaga Recordsとして出品)

2012.4.29 sun
近江楽堂
(弦楽器チーム、夜長ノ弦ライブ)

2012.2.20 mon
高円寺HIGH
(フル編成ワンマンライブ)

2012.1.11 wed
大塚welcome back
(弦楽器チーム、夜長ノ弦ライブ)

2011.9.10 sat
高円寺HIGH
(with 5 vocalists)

2011.5.1 sun
音響系同人即売会M3
(Yonaga Recordsとして出品)

2011.3.28 mon
高円寺HIGH
(one-man live)

2011.2.18 fri
渋谷PLEASURE PLEASURE
(弦楽器チーム“夜長ノ弦”出演)
riceのサポート演奏)


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http://yonaga.jp/

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